巻雲はなぜ青いのか

ふせったーより再掲。

麒麟にはいくつか種類があると言われ、青い物を聳孤（しょうこ）、赤い物を炎駒（えんく）、白い物を索冥（さくめい）、黒い物を甪端（ろくたん）／角端（かくたん）、黄色い物を麒麟と言うそうですが
巻雲は青い麒麟ですよね、つまり聳孤にあたります
これには意味があると思いました

まず聳孤は五行の木に属し樹木の気を帯び春を象徴します
これはウドゥンバラの木に花を咲かせた巻雲の行動と一致していますね
また、木は東を示しているそうですが
これは言わずもがな東方に関連する人物だからということでしょう
さらに、聳孤の「聳」には「そびえる」「高く立つ」といった意味のほかに「雲・霞・霧・煙などが、細く立ってなびく」という意味があります
これは巻雲の雲っぽい性質を表している気がしますね

だから巻雲は青いのか、と勝手に納得しました